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買った古本に写真が挟まってた話

読み終わった本が3冊になろうかというのに、まだ読書感想文が書けてません。困ったもんだ。
夕方ずっと本読んでたんですが、そろそろ読み終わりが近くなってきたので、ブックオフで何か見繕ってこようと思い立ち、隣町へ。
いろいろ見て回ったけど、コレダ!っていう本が見つからなくて、帰ろうかなと思って、チラっと見あげた視線の先に、くちぶえサンドイッチという本を見つけました。

松浦弥太郎随筆集 くちぶえサンドイッチ

松浦弥太郎随筆集 くちぶえサンドイッチ

ちょうど夕方読んでた本と同じ作者だったので、なんとなく手にとってみた。
結構、というか、カナリ凝った装丁で、状態も良く、いいなと思ったんですが、わざわざ単行本じゃなくても既に文庫本で出てるし、同じ作者の本を連続で読むのもちょっと気が引けるし、何より、パラっと読んだ感じなんとなく好きじゃないかも、と思ったので、買うのを少し躊躇しました。
で、さらにパラパラっとめくってみると、本の中から写真が出てきたんですよ。写真。一枚ペラっと。
海辺の造船の様子が写ってて、背後にちょっとした山々が見える。
船と、大きなクレーンと、色々な機械と、何かの建物。
造船って書いたけど、本物見たこと無いから造船じゃないかもしれない。
メインで写ってる船もちっさいイージス艦に見えるけど、シルエットがそれっぽいってだけで、ほんとは何の船なのかよくわからない。
でも客船では絶対無い。
よく見るとたぶん船上から撮ってる写真だ。
古本ってあまり買わないからよくわからないんですが、こういうことってよくあるんですかね。
線が引いてあるとか、書き込みならたまにあったけど、写真が挟まってたのは初めてです。
しおりにしてたんでしょうか。
しかも挟まってるページが”未来の日記”というタイトルではじまってる。
元の持ち主から未来の持ち主へたくされたんだよ、この写真!
と、わたしは案外ロマンチストにできてるので、やたらめったら感激して、即レジへ向かいました。
写ってる写真が人物だったらちょっと嫌なんだけど、どこともしれない風景で、誰が撮ったのかわからないなんて、ロマンが輝くじゃないですか。輝きませんか。