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薬師丸ひろ子 Woman 〜Wの悲劇より〜

有線で流れてきた。
前にウトウトしながら聴いてた時も思ったけど、すごい展開の曲調だし、歌詞が壮大。
さっきまでずっとyoutubeで聴いてた。

歌詞
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND759/index.html
歌い方も抑え気味で、静かな感じのメロディなんだけど、サビからガラリと調子が変わる。曲調も歌詞もえらい壮大な展開になるんだ。

ああ時の河を渡る舟に
オールは無い 流されてく
横たわった髪に胸に
降り積もるわ 星の破片

なにがあったんだろう。
時の河を渡る舟ってなんだろう。三途の川?よくわからない。
横たわってる人が生きてるのか死んでるのかよくわからない。
よくわからないけど曲調も歌詞もスケールがデカい。浮世離れしてるし、なんとなくゆるやかな死を感じさせる。
このサビのあと素敵なピアノの間奏が入って、次の歌詞が

もう一瞬で燃えつきて
あとは灰になってもいい

怖い。やたらリアルな感じがする。前のサビとのギャップが怖い。
失うものが何も無い女の人の情念を感じさせる。
あとに続く『わがままだと叱らないで』と言われても刺されそうで怖いよ。
その後また例のスケールのでかいサビがあって『行かないでそばにいておとなしくしてるから』とくるんだけど、
おとなしくしてるからが怖いよね。おとなしくなれない爆発しそうな感情を秘めてるんだよ。
それを薬師丸ひろ子が抑え気味ににかわいらしい歌声で歌うから、かえって怖い。
時の河を渡る舟に乗せられちゃうんだきっと。
もしかしたら相手を殺したのかもしれない。ひぃ。
なんとなく全体的に不倫の匂いがするし、不倫とまでいかなくても浮気とか、二番目の女の匂いがする。
でもサビの歌詞と曲調だけ異様な感じがするんだ。極端な言い方だけど。


当時薬師丸ひろ子はなんと20歳。
セーラー服と機関銃というより、木更津キャッツアイの美礼先生役っていうイメージが強いし、こんなに歌がうまいなんて知らなかった。
改めてエイティーズが好きです。クオリティ高いお。