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アールブリュット展でアウトサイダーアートを生で見てきた

そろそろ行かないと、行く行く詐欺になるなーと思って行ってきたっつーか行く行く詐欺ってエロいな!
この展覧会に行ってきました。
アール・ブリュット/交差する魂
場所は松下電工汐留ミュージアムです。
新橋と汐留はとても近所だけど、全然そんな感じがしないのは、使ってる電車が違うからだな。
汐留めへは大江戸線を使います。
久しぶりに大江戸線乗ってわくわくしたけど、確かに騒音はすごい。*1


辿り着くまでに、松下電工ショールームの中を通らなきゃいけないのがややめんどくさい。
あと入り口の自動ドアの動線が絶対おかしい。
4階へあがると、松下電工東京本社の受付があって、一流企業の受付のお姉さんをガン見することができる。
ガン見しつつ、美術館の入り口へ。
入り口は、大学やデパートにあるあとから作った喫煙所みたいな箱みたいで、どこから入ればいいのかわからず、とまどった。


肝心の内容なんだけど、とても楽しかった。
なんだろうな、欲望の赴くまま、本当に好きで描いてるんだろうなって思う作品ばかりなので、見る側も、難しい解釈とか何もいらなくて、とても単純に感動できた。
細かい造詣の作品は、近くによってマジマジと見てたら、さすがにちょっと気持ち悪くなったけど。
漢字がビッシリ書いてあるのとかずっと見てて、(よくやるなぁ、すごいなぁ、ウンザリしないのかなぁ)とか色々思ったけど、考えてみたら本当に好きでやってるんだから、別に何も苦労とは思ってないのに違いない。
しかも、作者の人たちは別にアートやってるZE!とか思って描いてるわけじゃないのだから、そうなってくるとアートって何なのかしらね。


あと、ボリュームもちょうど良かった。
大きな美術展って、ムダにカサ増しするからなぁ。
たとえば『レンブラントとその時代』とか『フェルメールとオランダ風俗画』っていうタイトルの展覧会は100%”その時代”とか”オランダ風俗画”の方が多い。
まぁこの二人の場合、作品の数が少ないからしょうがないんだけど、
メインの作品に辿り着く前にウンザリしちゃうことが多い。
わしゃレンブラントフェルメールが見たくて来たんじゃ!!と。
話がそれた。
だから今回の展覧会が、小さい規模の美術館だったのもあるけど、
ボリューム抑え目で、要点をちゃんと絞った感じですごく良いと思いました。


新日曜美術館で紹介してたのをたまたま見て、滋賀から巡回してくるのを、3月から楽しみにしてたんだけど、行ってよかった。
やっぱり現物はわしづかみにされるねなにかを。


アウトサイダーアートってなんだい?って人はこちら。
アウトサイダー・アート - Wikipedia


帰りに、外の広場のところでウロウロしてたら、真っ黒い鳩がいて、コイツはニュータイプの鳩だなと思ったけど、カメラを持ってなかったので写真撮れなかった。