日本誰ともふれあわない街歩き 第四回 秩父 横瀬

エイジオブバンドウがお出迎えの西武秩父駅。
ここんとこ童貞こじらせたエントリーが続いたので、久々に街歩きの話を。
秩父すげいよかったです秩父。
昔行ったときメチャクソまずいラーメン食べたことあって、秩父といえばそのヌルくてバターがたっぷり浮かんだラーメンのこと思い出すんだけど、今回はおいしいものしか食べてません。やったね。
飯能から西武秩父線乗り換えたら、ハイキングスタイルのババとジジによるスーパーラッシュで、この人達みんな秩父で散歩すんのかなと思ったら、高麗の曼珠沙華見に行く人達だった。
わたしは曼珠沙華怖くて苦手。茎だけニュンニュンしちゃって怖い。葉っぱをつけることをおすすめしたい。

お昼ごはん

鈍行で2時間半かかりましたからね。ちょっとダイヤ乱れてたし。腹減りましたよ。
豚みそ丼本舗野さかで豚みそ丼。並850円。お新香と味噌汁がついてる。
本当は大盛がよかったけど我慢。
分厚いロース肉が2枚と分厚い豚バラが2枚。
こげこげが香ばしいし、タレがもうね、美味しいです。味がしみて食べ応えがある。肉食ってんなー感がお口いっぱいに広がります。
でも大食いらしく丼物は飲み物なので、あっという間に食べちゃったんですけどね。

秩父の町

西武秩父駅に戻って、番場商店街へ。
平日ということもあり観光客をほとんど、というか全然見なかった。しかも水曜で定休日なお店が多くて残念。
でも建物がとても良い。昭和初期のレトロな意匠がいい感じのコンクリート建築っていうのかな。
登録有形文化財になってない建物もなんだか雰囲気が良かったな。
武甲酒造まで行ってみたんだけど、入りづらかったので入らなかった。向いのキンカ堂は潰れてたよ。
商店街の中はちっさな軽自動車がピュンピュン走ってて、時々怖かった。運転慣れてるからだね。

小池煙草店。ほとんど当時のままらしい。

パリーは食堂です。豚丼食べてなかったら入ってみたかった。

メナード。商店街から一歩入ったとこにメナード。

読書クラブは本屋さんです。いい名前。


レトロレトロとか考えながら歩いてると、こんなんまでレトロに見えてくる。レトロ脳

おやつ

おやつは秩父駅前のエハラという和菓子屋さんでとち餅。
お店の中で栗を剥く作業やってた。栗まんじゅうとか栗おこわとか出るのかも。
おやつは、珈琲道ぢろばたという喫茶店で持ち込んで食べた。
おやつの持ち込みOKなんだ。マスターは珈琲を淹れるのに集中するのでおやつにまで手が回らないからなんだって。
実際珈琲がおいしい。そしてお店の雰囲気がすごくいい。
とち餅はモソモソしてて噛み締めると素朴な味がした。

ピントがとてもおかしい。

サービス券10枚で1杯サービス。いつになったら貯まるのか。

横瀬

番場商店街のスーパーでしゃくし菜を買って西武秩父駅へ。
しゃくし菜ちょうおいしかった。さっぱりしてる。
野沢菜とか広島菜とかありとあらゆる菜の中でしゃくし菜がいちばん好きになった。秩父すごい。
横瀬ではぶどう狩りをしましたが、ぶどう畑に入った途端両足にじんましんが出て大変なことになって狩りどころじゃなかった。でも武甲温泉で温泉浸かったらあっさり治ったので湯の力は偉大。
ぶどう、出来があんまり良くないってことで、ちょっと安くしてくれたんだけど、めっちゃ美味しかった。本当はぶどう苦手なんだけど。
秩父や横瀬から見上げる武甲山は石灰岩の発掘で山肌がゴッソリ削り取られてちょっと異様な感じがした。近くにセメント工場があって、そこでセメント作ってる。
山を削り消費し尽くす人間の営みに何の意味があるのか、などとは全く思わずに、温泉気持ちよかったなーで帰宅。
でもまあちょっと痛々しい感じがしたよね、武甲山。

次回は千葉です。