パシフィック・リム

野方ホープでラーメン食べていたとき、カウンターの横ちょに生のニンニクとそれをつぶす道具が置いてあったのを見つけて、おおやってみようと思い、生のにんにくを力一杯絞ってラーメンにかけて食べてみたところ、それまでおいしく食べていたラーメンがものすっごいゲッツリした味に変わり、胃がくっちゃくちゃに気持ち悪くなって野方のマックでゲロゲロになった経験があるんですけど、パシフィック・リムはそんな映画でした。
コッテリ！コッテリ！コッテリ！
IMAXのでかいスクリーンにギッチギチに詰め込まれたいロボット！カイジュー！マッチョ！
食べ物に例えると、ラーメンというよりすた丼だと思う。
終わったとき、お盆でお客さん少なかったけど、フーッてため息つくの聞こえたもん。
でも全然つまらない映画じゃなかったよ。とっても面白かった。テンポよくて、中だるみしなかったし。
ただもう説明ポンポンとしたらはい戦闘戦闘！！という感じで緩急がないし、ずっと序破急の急だけみたいな。
これでクライマックスだなって思ってたら、アッまだ続くんだって気づいた時の軽い絶望感とかね。もう全編が見所だし、全部必殺技！
ダブルエントリーシステムだしシンクロするしとってもエヴァだし、サントラゴジラっぽいし、日本の特撮愛をすごく感じたけど、もうちょっとこうね、箸休め的なシーンがないとさ、すた丼ばっかじゃなくて漬け物とかさ、そういうの欲しかったな。
ブーブー書いたけど、ロシアのイェーガー（いちばんイカちくてモッサリしたロボ）がいちばん好きです。